全ての英語の基礎は中学英語です。
中学英語の知識があれば、ほとんどの場面でそれなりに会話ができます。
今回は中学英語の復習に役立つ「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。」という参考書を紹介します。
- 24歳で英語学習を独学で始める
- 最初は中学英語を学び直し、それ以降も10年以上学習
- 今ではネイティブと対等に仕事ができるくらいペラペラに
実際に購入して読んでみたのですが、とても分かりやすい!

最初に本書がおすすめな理由を紹介します
- 通常の参考書の薄さ(1.5cmほど)で全ての中学英語も網羅
- 読みやすく、見やすく、分かりやすい(見開き1ページで1単元)
- 赤いシートを使って、重要項目は隠して覚えられる、暗記がしやすい
- リスニングCDが付属されていて、音声を使って感覚的に覚えられる
- Youtube動画やスマホアプリもあってどこでも学習できる
事実Amazonの中学英語部門 1位で、評価もとても高いです。


▼ レビューを一部紹介 ▼
★★★★★
色を使い過ぎず、単元ごとに最低限の説明です。説明と小さな挿絵を記述させる事で記憶に残らせる工夫もあり、とても使いやすくやる気が継続出来ています。
★★★★★
色々な中学英語の本を買いましたがどれも挫折しました。
でもこの本はサクサク解けるので、何回もやれます。
この本だけで中学英語が完璧になるわけではないですが、入門編にはよいです。
★★★★★
外国人がお店に来店し英語の未熟さを痛感。本を手に取り、最初は少しこの程度で大丈夫か?と思ったが、CDの発音どおりに発音できず、とにかく音読、そうすると嫌でも文法がしみ込んでくる。よくできてる本だ。買って正解!
本書の概要


本書の概要を箇条書きで紹介します。
- 中学1〜3年の全ての内容を網羅
- 英語講師の筆者が、誰でも簡単に習得できる、を念頭に制作
- 特に参考書特有の机上の学習ではなく、言語で必須な「感覚」を重要視
- そのためリスニングCDが同梱され、リスニングも聞きながら感覚的に覚えられる
一般的な参考書のようにただ暗記するではなく、感覚的に覚えられるような工夫がされています。
言語は本来自然に覚えていくもの、読んでいるとその視点から制作されているのが伝わってきます。



どんな工夫がされているか、詳細は後ほど解説します
本書の対象


中学生はもちろん、それ以上の高校生から社会人まで、幅広く中学英語の復習ができます。
ただし、中学1〜3年の全ての内容が一冊になっているので、各単元内容は浅めではあります。



そのため、メインのターゲットは社会人以降のやり直し英語、になっている印象です
本書の構成


本書は以下の通りの構成になっています。
文章、イラスト、図で説明されている
その単元についてのテスト
❷の問題が全てリスニングとして聞ける
1パート(大体10単元くらい)の復習テスト
❹の問題が全てリスニングとして聞ける
網羅されている内容を目次より抜粋します。
- アルファベットの書き方
- be動詞
- 一般動詞
- 代名詞の基礎
- 修飾の基礎(形容詞など)
- 否定文の基礎
- 疑問文の基礎
- 疑問詞
- 複数形
- 命令文
- 代名詞(目的格)
- 現在進行形
- 過去形
- 過去進行形
- 未来の言い方
- 助動詞
- have to, must
- 不定詞(基礎)
- 動名詞
- 接続詞
- There is〜
- SVC・SVOO・SVOC
- 比較
- 受け身
- 現在完了形
- 不定詞(発展)
- 後置修飾
- 関係代名詞
- would like
- 間接疑問
おすすめ❶ 通常の参考書サイズに全ての中学英語が網羅


中学英語は3年間も習いますが、かなりのボリュームがありますよね。
ボリュームが多いので、普通に復習すると1・2・3年とそれぞれ参考書が必要となります。
この「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。」は、通常の参考書の厚さで1〜3年の全ての中学英語が網羅されています!
写真で見て分かる通り、厚さは1.5cmほどと普通の参考書の厚さでです。



この厚さなら持ち運びも便利だし、情報量もちょうど良いです!
おすすめ❷ 読みやすい・見やすい・分かりやすい
「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。」の最大の特徴はこれらです。
- 文章が最低限でシンプルに表現されている
- イラストや図解が多用され感覚的に理解可能
- 見開き1ページに1レッスン、区切りがつけやすい


特に❸の見開き1ページで1レッスンというのが、個人的には「とてもいいな!」と思いました
ほとんどの参考書って1単元が何ページも続いていて「どこまでこの単元続くの?」と、ストレスになるんですよね。
「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。」は、見開き1ページ勉強すれば一区切りなので、先が見えやすくストレスが少ないです。



ストレスがなく区切りもつけやすいので、短時間で効果的に勉強できます
おすすめ❸ 赤いシートが付属、隠して覚えられる


重要な点は赤字で記載されていて、印象に残るように配慮されています。
また赤いシートが付属されているので、その赤字を隠して覚えられたか確認ができます。



暗記ってこういった小さな配慮が大事なんですよね
おすすめ❹ 付属CD – 基本練習と復習テストの全英語音声収録


リスニングCDも付属されています。
CDの中には、全ての基本練習と復習テストが音声で収録されています。
ただ文法を覚えて終わりではなく、リスニングCDがある事で感覚的に本の内容が覚えられます。
通常の参考書は、文法の学習にCDが付いている事がそんなにないので、おすすめのポイントです。



この点も筆者が掲げている「感覚的に身につける」が配慮されてるな、と感じました
プラスα – これをすれば更なる学習効果が望める


「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。」は上記のおすすめ以外に、プラスαの特典があります。
Youtube動画
まず動画があるんです。
しかも本の内容がそのまま1単元ずつ一つの動画になっています。



イケメンの先生が丁寧に説明してくれてます!
*下記ページ一番下に「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。」を網羅
本だけで記憶しきれなかったところは、動画を見れば感覚的に頭に入っていきます。
スマホアプリ
無料のスマホアプリもあります!
付属CDに収録されている音声が、このアプリで聞けます。



CDだと手間がかかる!という方は、このアプリを活用すれば問題解決ですよ
手順も簡単で、アプリインストール後、アプリ内で本を探してダウンロード、そうすれば音声が聞けます。
Youtube動画とスマホアプリのおすすめ活用法
Youtube動画やスマホアプリを使ってシャドーイングを行うのがおすすめです。
実際本にも、リスニングCDを使ってシャドーイングすると効果的、と書いてあります。



CDは扱いづらい方も多いと思うので、Youtube動画とアプリを使えば簡単にシャドーイングできますよ
中学英語の単語はこちらでカバーできます!
詳しくはこちらの記事でレビューしています。


ここはイマイチ


おすすめな点をたくさん紹介しましたが、筆者自身が「ここはちょっとイマイチかも」と思った点も紹介します。
通常の参考書の厚さに中学英語全てが網羅されているため、各単元の内容は浅いです。
もっとより突き詰めて学びたい、という方には物足りない内容になるでしょう。
これはAmazonのレビューでも書いてあり、実際僕も読んでみて感じました。
おすすめな向き合い方は、
- まず本書で全体をおさらい、
- 詳細が知りたい項目はネットで調べるか、別に本を購入
これが良いと思います。



いずれにしても、導入編としては非常に優れた一冊なのでおすすめです
まとめ


ここまでご覧いただきありがとうございました!
最後にまとめです。
- 対象は中学生から、メインは社会人
- 誰でも学習が続くように「感覚」を重視して制作された
- 通常の参考書の厚さで中学英語を全て網羅
- 文字が最低限、イラストが多い、見開き1ページで1単元
- リスニングCDが付属、感覚的に覚えられる
- Youtube動画、スマホアプリでも感覚的に覚えられる
冒頭で解説した通り、中学英語が全ての基礎です。
中学英語は家で言えば土台、これが無いと何も始まりません。
英語が苦手な人は中学英語が億劫になってしまうと思いますが、この本はシンプルで分かりやすいのでスラスラ進められるはずです。
この本で中学英語を学び直して、英会話スタートの一歩を踏み出してください!
★最後までお付き合い頂きありがとうございました★



