この記事にたどり着いた方は、きっと英語学習を始めた方のはず!
でも中々長続きってしないですよね…。僕も昔そうでした。
- 英語話せるようになるぞ!張り切る
- 数日はやる
- 数日経つと面倒になって、今日はやめよう、となる
- やめ出すと最後、やらなくなる
継続できないとすぐ忘れちゃって、勉強した内容が記憶に残らないんですよね。
そうして段々おっくうになり、英語学習自体やめる原因になります。もったいねいですよね…。
- 20代前半で英語学習スタート
- やっちゃやめちゃで全然継続できない
- 悩んだ末継続できない理由を突き止め継続が叶う
- 10年以上かけ英語習得、日々の業務で貢献
- 英語で結果を出し2021年社長賞を受賞
試行錯誤してるうちに、英語学習の継続には3つポイントが重要という事に気がつきました。
- 習慣化:学習を習慣化させる
- 強制力:強制的に学習する環境を作る
- 目標設定:手の届かない高い目標を持たない
これらを抑えれば確実に継続でき、かつ英語以外にも応用が効く方法です。

実際に僕も試した方法で、継続が叶い英語を習得しました
なぜこれらが継続に必須なのが、具体的にどうしたら良いかを解説します。
脳科学的な観点で見た、英語が継続できない理由


継続できない理由を調べました。
その結果、脳内で起こる現象が継続できない理由、という事が分かりました。
重要なのは脳の器官である前頭前野(ぜんとうぜんや)と大脳基底核(だいのうきていかく)でした。
突然難しい単語がでてきましたが、簡単に説明するのでご安心ください!
前頭前野が継続できない理由?
脳にはたくさんの器官がありますが、その一つが前頭前野。
前頭前野は、目の前にある情報を処理する脳の器官です。
例えばスマホをずっと見ていたり、ずっと仕事していたりすると頭が疲れますよね?
前頭前野は目の前の情報を素早く処理することが得意な反面、すぐ疲れてしまうのです。
前頭前野に頼った学習をするとすぐ疲れてしまい、モチベーションが下がり継続が叶わないのです。



ここで登場するのが大脳基底核です。
大脳基底核が継続には必要不可欠?
大脳基底核も脳の器官の一つ。
大脳基底核は、食事をする、仕事・学校に行く、など日常の行動を促す器官です。
食事をする、などモチベーションがなくても行動しますよね?
大脳基底核は習慣となった行為を自動的に促してくれるので、モチベーションに関わらず行動させてくれます。
あくまで習慣になっている行為に強く、変化の多いことは前頭前野の方が優れています。
習慣化 × 強制力 × 目標設定:英語学習継続の3つのコツ


先ほどの内容を一旦まとめます。
- 前頭前野:変化に強い、でも疲れやすい
- 大脳新皮質:変化に弱い、でも習慣となった行為を自動化してくれる
理論的には、前頭前野を使わず大脳新皮質を活用すれば継続できます。
では具体的にどうするか、まず第一に習慣化することです。



学習時間・方法・場所がバラバラだと変化に強い前頭前野が使われてしまいます
次に強制力です。
習慣化しても続かない場合もあります。



人間、日々感情や疲れも違うので、習慣化しても行動できないときもあります
最後に、目標を高くしすぎないですね。
初心者が立てやすい「英語をペラペラになって人生変えたい!」のような高い目標がありますが、100%挫折します。
なぜなら英語は習得するのに時間がかかるからです。



僕は習得まで10年かかっています
習慣化の例
具体的な習慣化の例を紹介します。まずはタイミングの例です。
- お昼休憩中
- 家に帰ったらすぐ
- 夕食・家事・身支度が終わったあと(例えば22:00とか)
ポイントはキリの良いタイミングです。
次の場所の例です。
- 通勤の電車の中
- 会社
- 家
一番良いのは通勤電車の中です。座っていても立っていてもやる事はそんなにないですからね。



この時のコツとして、すぐ参考書など学習する教材が出せる状態にしておいてください!手元にないとわずらわしくなって辞めるきっかけになります!
それでも続けられないときに、次に話す強制力が効いてきます。解説しましょう。
強制力の例
強制力は言葉の通りですが、強制的に勉強する環境をつくる、という事です。
- 英語を使う業務につく
- 英会話に通い一年分の費用を先払いする
- 友人・同僚に英会話を定期的にお願いする
これらには共通点があり、全て自分の外にきっかけがある、ということです。
習慣化までの章では、勉強を始めるきっかけは自分の中にありました。



しかしどうしても継続できないときは、自分の外からのきっかけを元にすれば継続できます。
では、最後に僕自信がどう継続を続けたか、共有したいと思います。
高い目標をもちすぎない
初心者が「半年以内に英語ペラペラになるぞ!」と根詰めて学習すると、100%継続できません。
なぜなら英語習得は時間がかかるからです。一般的には1000時間かかると言われています。
▼詳細はこちらの記事で解説しています。
初心者が持つべき目標は、
- 中学英語を3ヶ月以内に完璧にしてみよう
- 今月中にリスニングCDを一周しよう
- 英会話に通って一言口から英語を出してみよう
このように小さく手を伸ばせば届く範囲で設定し、一つずつ達成する事が継続のコツです。



漠然とした高い目標は、どのように学習を進めればいいか迷わしてしまい、結果も出せないので挫折の原因になります。
筆者が実践した習慣化・強制力・目標設定


僕が実際にやった例を紹介します。
僕は意思が弱い方なのでたどり着いたのは、複数の習慣と強制力を持たせる、でした。
一つだけだと続かなかったんですよね…。
当時片道1時間半の通勤だったため、文法と単語の勉強
仕事から帰宅しご飯お風呂など全ての身支度終わったタイミングで学習
なるべく近所のところに通うようにして行かなくなることを避ける、また英会話で友人を作り絶対に通う環境を作った
同僚と毎日休憩時間に5分間英会話していた。同僚が厳しかったため毎日やる事になり、結果的に継続できた。(2年間毎日やった)
今月は文法を勉強する、来月はTOEICを受ける、など一つずつ目標を立て達成、成功体験を増やし自信に繋げた



これら以外にも色んなことをやり、大体4年ほどである程度の英語力が身につきました!
あとは業務上で英語を使う機会ばかりだったので、自動的に英語力は向上し10年かかりペラペラに。
実務しながら勝手に英語力が向上する、これは一番楽な方法ですよね!
最終的には、ここを目指すようにすると良いと思います。
まとめ


最後まで読んでいただきありがとうございました。
まとめです。
習慣化が大事な理由
脳科学的に証明されている
▶︎ 区切りのよいタイミング・時間に行う
強制力が大事な理由
習慣化を強化してくれる
▶︎ 自分以外にきっかけをつくり強制的に行動する
目標設定だ大事な理由
高い目標設定は挫折のもと
▶︎ 小さな目標を立て一つずつクリアし成功体験を増やす
英語が長続きするコツ3選を解説しました。
英語学習はとにかく長期間ゆっくり自分のペースでやっていくのが一番大事です!
最初はできないことに焦りや不安があると思いますが、チリも積もればで誰でもいつかは英語が話せます。
今日の記事が少しでも皆さんのお役に立てたら幸いです!
★最後までお付き合い頂きありがとうございました★



