就職活動・転職活動で、外資を視野に入れてる方いらっしゃると思います。
外資では様々な国籍の方と仕事をしますが、その中で英語は必須。
転職後、英語をどのくらい使うのか不安だったりしませんか??
- 3社の外資系メーカーに勤務
- 1社目入社後に英語学習をスタート、10年以上かけて習得
- 英語で仕事に結果を出し、優秀社員として世界の授業員4万人から選ばれる
タイトルで記述したとおり、外資ではTOEIC 600点〜750点が必要とされます。
「え?そんなに高いの?」「その程度でいいんだ」色々な感想を思われたでしょう。

外資系企業と言っても様々で、必要とされている点数に幅があります
なぜ点数に幅があるのか、またなぜ600〜750点が必要なのか解説していきます。
この記事を読めば、外資系企業へ挑戦する前に到達するべき目標と理由が明確になります。
早速解説していきますね!
外資の転職でTOEIC600〜750点と幅があるのはなぜ?


外資で必要な点数は600〜750点と答えましたが、なぜそんなに点数に幅があるのか、



理由は、外資は大きく分けて2つタイプがあるためです
- 日本人が統治している、日本企業のような外資
- 外国人の統治している、またオフィスに外国人が多い、The 外資
❶であれば600点台でもOK、❷の場合は最低で750点、場合によっては800点以上を要求されます。
なぜなのか、それぞれ説明しますね。
❶ 日本人がコントロールする、日本企業のような外資系企業
このケースの会社は、外資と言いつつほぼ日本企業な風土です。
日本人による日本人のため、という雰囲気があり英語を話せる人が少ないです。
顧客も国内が多く、より英語を使う機会が少ないでしょう。
こちらの記事で解説していますが、600点はある程度の意思疎通が可能です。
しかしこの会社で気をつけるべき点は、景気が悪くなるとすぐに外資化の波が押し寄せます。
理由は親会社は海外だからで、景気が悪くなると海外からのテコ入れが入るからです。



僕の勤務先も以前は日本企業のようでしたが、業績悪化と共に急激に外資化しました
外資化すると高い英語力が求められるので、入社後も英語力を磨いていく必要があります。
❷ 外国人がコントロールする、オフィスに外国人が多い、The 外資系企業
一方で、外国人にコントロールされている外資は、オフィスの至る所に様々な国籍の方がいます。
日本語が話せる方もいますが、大抵は英語しか通用しません。



僕の現在の勤務先は、社長は韓国人でオフィスにはたくさんの外国人がいます
このような会社で働くと英語は必須で、スムーズに会話ができるレベル、TOEIC 750点以上が必須となります。
また英語だけでなく、海外のカルチャーを理解する必要があります。
- 人前でしっかり自分の意見を主張する
- 疑問に思ったことは何でもチャレンジする
- 何事もオープンに情報共有する
悪く言えば、ある程度のアピールが必要です。
英語ができないと外資に転職できないか?


本当に外資へ転職するのに英語が必要なのでしょうか?
「日本企業のような外資」は、英語ができなくても入社できる可能性があります。
ポイントは、英語ができなくても会社が必要とするスペシャリストとしてのスキルがあるか、です。



面接では、自分の得意分野やスペシャリストなスキルをしっかりアピールしましょう
もちろん入社後に英語のスキルアップは必要不可欠です。
突然、「外国人がコントロールする外資」になる可能性があるからです。
外資に転職後どの場面で英語を使用するか


外資では、実際にどの場面で英語を使うか共有したいと思います。
結論から言うとこれらです。
- メール・チャット
- 一対一の電話
- 対面の会議・電話会議
頻度が高い場面順に並べてみました。
❶のメール・チャットなら、英語が使えなくても何とかなります。なぜなら応答するまで時間が取れるからです。



ネットで単語を調べたり、Google翻訳など使って返信しましょう
しかし❷・❸の電話や会議は即応答が求められるため、スムーズに受け答えができる英会話力が必須です。
英会話力(リスニング・スピーキング)を鍛えるのは、オンライン英会話が一番手っ取り早いです。
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外資の職種による英語の使用頻度の違い


英語を使用する頻度は、海外と接点がある仕事です。
頻度が高い職種は、顧客が海外・同僚が海外、など海外の方とコミュニケーションが多い職種です。
- 海外営業
- 海外購買
- 企画・マーケット
- プロジェクトマネージャー
一方で作業が多い仕事は、海外とのやり取りはメール程度で済むため、英語の使用頻度は少ないことが多いです。
- エンジニア
- 財務・経理
- 工場オペレーター
このように職種で英語を使用する頻度は違いますが、英語にチャレンジしたければ、
- 率先して海外の方とやり取りする業務をアサインしてもらう
- 積極的に外国人とコンタクトを取る
こういった行動で英語を使用する機会はどんどん広がります。



可能性を広げるのはいつでも自分の行動次第です、積極的にいきましょう
外資で活躍するために、どう英語力を磨いたらよいか


ではどのように英語力を磨いていけばよいか、それはまず中学生で習う英語を復習しましょう。
全ての英語の基礎は中学生レベルの英語です。



僕はほとんど中学英語レベルの文法と単語で活躍しています
▼理由は、こちらの記事で詳しく解説しているので参考にしてください▼
中学英語を習得したら、リスニング・スピーキングと、英会話につながる部分を勉強していきましょう。
その後は実践で経験し蓄積していけば、気がつけば英語が習得できます。
英語ができるようになった先の未来


英語ができるようになると、会社内で仕事の幅がグッと広がります。
- 評価される
- 通訳を任される
- 給与・ボーナスが上がる
- 大きなプロジェクトを任せられる
僕はこれら❶〜❹を全て達成しました。



特に、英語ができることで❹大きなプロジェクトを任せてもらい、❸給与・ボーナスが劇的に上がったことです
英語学習はお金かかりますが、仕事で結果が出せればその分は回収できます。
まとめ


ここまで読んでいただきありがとうございました!
最後にまとめです。
外資には2種類ある
- 日本人がコントロールする日本企業のような外資
▶︎ 英語ができる人が少なく、多少英語ができれば重宝される(TOEIC 600点) - 外国人がコントロールし、オフィスにも外国人が多い、The 外資
▶︎ オフィスの至るところに外国人がいる。スムーズに話せるビジネス英語レベルが必要(TOEIC 750点)
TOEICの点数だけでなく英会話力も必須
職種による英語使用頻度の違い
- 海外を相手にする、海外のプロジェクトに携わる、などの職種は英語の使用頻度が高い
- 頻度が低い職種も自ら率先して英語を使う場に挑戦すると、英語を使う可能性が広がる
どのように英語を磨けばよいか
- まずは中学英語を復習
外資のカルチャー
- アピール大事
- 働きやすい労働環境
- 結果重視・変化が激しい
英語ができるようになった先の未来
- 業務で可能性が広がる
- 使った金額以上にリターンが見込める
僕は新卒から外資にいますが、3社外資に勤めています。
今回記事にした内容は全て僕自身が経験したことを書きました。
外資は英語が必須ですが、ポジティブに捉えればチャレンジしがいがあります。
チャレンジすれば評価や給与にはしっかり反映されるので、モチベーションが下がることはないでしょう。
また外資は日本企業にない良さがたくさんあり、僕の会社は服装が自由なのでいつも私服で出社しています。
外資系企業に興味があるけど英語で悩んでいるなら、諦めずにチャレンジすることをお勧めします!
★最後までお付き合い頂きありがとうございました★

