日系の上司との上下関係厳しい…。
外資ならそんなことないですよ!
- 15年で外資を計3社勤務
- 2社目は4ヶ月でクビに、半年無職になる
- 3社目で4万人の従業員から選ばれ社長賞を受賞
外資は働きやすい環境が整っている会社が多いです。
働きやすい特徴の中に、上司との上下関係がない、という点があります。
でもなぜ上下関係がないのか気になりませんか?
外資と言っても同じ日本にあるのに、日系との違いがなぜそこまであるのでしょうか。
本記事では、なぜ外資は上司との上下関係がないのか理由と、メリットと具体例を解説します。
まず結論から、上下関係がない理由は、外資はオフィスに外国人が多いことにあります。
外国人に日本の文化を押し付けられないからです。
また上下関係がないことによるメリットは、上司とのコミュニケーションが円滑になることです。
それでは詳細解説していきます。
外資とは?
外資とは外資系企業の略ですが、海外の会社の100%子会社や日本法人のことを指します。
会社の雰囲気もThe 外資と言える会社や、日系企業のような社風など多岐に渡り、一言で「外資」と言っても様々です。
本記事では、一般的な外資系企業における(海外のカラーが強い会社)、上司との関係性について紹介します。
なぜ外資系は上司との上下関係が厳しくないのか
まず始めに、なぜ外資は上司との上下関係が厳しくないか解説します。
理由は2つあります。
- オフィスに外国人が多いから
- 上下関係が直接的に会社の結果に結びつかないから
それぞれ詳細解説しますね。
オフィスに外国人が多いから
一つ目の理由に、外資はオフィスに外国人が多いという理由があります。
簡単な話ですが、外国人に日本の上下関係という独特な文化を押し付けることは不可能です。
理由は、特殊すぎて上下関係という文化を理解できないからです。
日本文化に馴染みのある外国人は別ですが、外資にいる外国人は日本に馴染みがなく日本語が話せない人が多くいます。
逆に言えば、僕ら日本人も海外の文化を理解するのが困難なときがあります。
例えば、国によってはカーストと呼ばれる身分制度が存在し、人によってはできる仕事、できない仕事も存在します。
昨今、差別はNGという風潮がありますし、日本では身分制度は存在しないので文化として理解できないですよね。
もし僕らが押しつけられても到底受け入れられず、「誰でも平等!」と主張することでしょう。
それと同じです。
そのため、日本の上下関係という特殊な文化を押し付けることは不可能なのです。
上下関係が直接的に会社の結果に結びつかないから
上司との上下関係があるから結果がでる、そんな構図は存在しません。
「弊社では上下関係が厳しく統率されているため、継続的に右肩上がりの業績の伸びが実現できています」
なんて言う会社ないですよね?
上下関係が厳しいことで会社の結果に繋がることはないのです。
外資は結果を追求します。
結果に直接影響がなく、逆に上司と部下の関係性を悪くする可能性がある上下関係は、外資では排除されます。
僕個人も同感ですが、ギクシャクするだけで意味ないですもんね
実際に僕の会社では、必要以上の上下関係を求め部下の精神を病ませた管理職は、どんな職位でもクビか処罰を受けています。
上司との上下関係がないことによるメリット
上司との上下関係がないことによるメリットを解説します。
まず、必要以上の上下関係は、上司・部下のコミュニケーションを悪化させます。
日本の上下関係の根底は、部下の成果を上司が査閲・承認するです。
精査には必ずダメ出しがあります、ダメ出し自体が悪いわけではないですが、ダメ出しは多ければ多いほど部下のモチベーションは下がります。
ダメ出しの果てには、部下は上司を見て仕事をするようになるので、何のために働いているか分からなくなります。
一方、外資では上下関係がないため、上司とはフランクに会話できます
上下関係がないので、上司との円滑なコミュニケーションが可能です。
外資における上司の役目は、部下のスキルを伸ばすこと、部下が働きやすい環境を整えることです。
基本的に仕事のやり方は一任されていて、困りごとはすぐ相談できます。
僕の会社も、上司は「お困りごとはありませんか?」と部下に問いかける風潮です。
気軽に話せるので全てのコミュニケーションがオープンになります。
そのため抜け漏れなく業務を進められるので、余計なコミュニケーションも減り、結果が出しやすくなります。
上下関係のない具体例:外資系は上司を役職で呼ばない
上下関係がない一つの特徴で、外資では役職でお互いを呼び合いません。
僕は外資でしか働いたことがないですが、一度も「〜課長」「〜部長」と呼んだことがないです。
みんな「〜さん」ですね
役職を呼ばないだけで親近感はだいぶ変わり、お互いの距離感はグッと縮まります。
距離感が縮まれば、お互いスムーズに意思疎通がしやすくなるので、コミュニケーションが円滑になります。
想像してください、もしコミュニケーションに弊害がある関係では、迅速な意思決定はできません。
また隠し事も増えるため、正しい判断もできなくなる可能性があります。
そんな状態では結果を出すことは困難です。
たかが役職の呼び方かもしれませんが、役職で呼ばないだけで十分にメリットがあるのです。
必要以上の上下関係は時代に合わない
かつて存在した定年雇用、今ではほとんどの会社が制度を維持できず、一つの会社にずっと働く時代は終わりました。
残念ながら、過去の遺産です
同じく、度を超えた上下関係も過去の遺産であり、こちらは負の遺産と言ってもいいでしょう。
年齢が上がるだけで立場が作られ、在籍が長いというだけで重宝されます。
時間をかければ必ず到達できるので楽ではありますが、若い人からしたら害悪でしかないでしょう。
昨今、技術の進歩のスピードがとてつもなく速く、ひと昔前の知識は全く役に立たないです。
大事なことは、歴史が長いことではなく、その長い歴史の中で何を培って、今何を会社に貢献できるかです。
つまり貢献できない、結果を出せないのであれば、会社にいてもらうは必要ないのです。
どの世代の人も同じです、自分の持っていることが会社の成長、良い職場環境の構築にどう貢献できるか、外資ではこれらの点が尊重されます。
外資系に転職しよう!
ここまでで外資の上司との関係の良さについて、ご理解いただけたと思います。
外資に興味が湧いたら、外資への転職活動をおすすめします。
外資転職はエンワールドがおすすめ。
外資に特化した転職エージェントです。
▼こちらの記事でエンワールドがおすすめな理由を解説しているので、興味があればご覧ください。
まとめ
ここまで読んで頂きありがとうございました!最後にまとめです。
なぜ外資は上司との上下関係が厳しくないのか
- オフィスに外国人が多いから
- 上下関係が直接的に会社の結果に結びつかないから
上下関係がないメリット
- 上下関係がない方がコミュニケーションが円滑になるから
具体的な上下関係がない例
- 外資は上司を役職で呼ばない
必要以上の上下関係は時代に合わない
上下関係が全て悪いわけではないです。
目上の人を敬う精神は、行き過ぎなければ他者を尊敬する心に繋がります。
結果、精神を病み将来を潰された若手が多く存在します。
もしあなたがそんな職場にいるのであれば、会社を辞めたほうがいいです。
会社がいくらでもあるし、その会社にこだわる必要はないのです。
外資にいけば、解説したように上下関係のない会社が多いですよ。
この記事が外資転職に興味をもってもらう一歩になれば幸いです。
★次回の記事をお楽しみに★
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