外資って給与が高いって聞いたことあるけど、日系と何が違うんだろう?
外資って高給取りなイメージありますよね
ネットとかで調べてもそんな情報がたくさん出てきます。
- 15年で外資を計3社勤務
- 2社目は4ヶ月でクビに、半年無職になる
- 3社目で4万人の従業員から選ばれ社長賞を受賞
給与が高いか安いかは、会社ごと給与水準が違うのでコメントが難しいです。
僕は15年で計3社の外資を経験していますが、今勤めている会社は給与の伸びがすごいです。
僕の経験も踏まえて、なぜ外資は給与の伸びが大きいのか、僕がどのくらいの伸びを達成したか解説します。
まず結論から、外資で給与の伸びが大きい理由は、結果を出した優秀な社員に会社に残って欲しいためです。
僕自身、上司から同じ言葉をもらい、入社して7年で年収を200万円アップさせました。
詳しく解説していきます。
外資の給料体系|日系との違い
まず初めに外資の給与体系について解説します。
外資は日系と違い、給与体系が年俸制で、ボーナスがない代わりにインセンティブがあります。また日系で手厚くサポートされる、福利厚生が少ないのも特徴です。
それぞれ解説していきます。
給与は年俸制
まず外資の給与体系は「年俸制」です。
日系では管理職が年俸制ですが、外資では一般職も含め社員全員が年俸制となります。
月給制
- 給与の決定が月単位で行われる
- 勤続年数や年齢で額が決定されることが多い
- 昇給額も「〜円」と金額で提示されることが多い。
年俸制
- 給与の決定が年単位で行われる
- 成果によって額が決定されることが多い
- 昇給は「年収 × 何%」とパーセントで提示されることが多い。
外資は年俸制であり、社員の結果に応じて昇給額が決定されます。
僕の会社では、結果次第でいくらでも給与は上がります。
また年に一度だけと決まってもいないので、秀でた結果を出せばいつでも何度でも昇給可能です。
実際は、年に何度も昇給できる優れた結果を出せることはほぼないので、昇給は年に一度ではあります
年俸制はメリットが多く感じますが、デメリットも存在します。
決められた仕事をこなすだけで、それ以上の成長のない人には昇給はないでしょう。
厳しいですが、外資は実力と結果を重視するため、仕方ない点だと思います。
ボーナスがない代わりにインセンティブ
外資にボーナスはありません。
日系の、社員全員が一律で評価されるシステムが存在しないためです。
その代わり、会社と個人の成績次第で一時的に支払われるインセンティブが存在します。
ボーナスのように必ず決まった額が支払われませんが、成績次第で額がコントロールできます。
自分の結果次第という点から、モチベーションも上がるでしょう。
僕の場合は最大で70万円でした
一方で、結果が伴わない人にはインセンティブは出ないのは事実です。
福利厚生が少ない
外資の給料体系で日系と違う最大の点は、福利厚生が少ないという点です。
日系では手厚い福利厚生があり、その代わり年収自体は高くありません。しかし外資では、福利厚生が少ない代わりに、年収が高い傾向にあります。
例えば、住宅手当などの「〜手当」です。詳しくは別の記事で詳細解説しています。ぜひご覧ください。
≫ 外資の福利厚生具体例20選
外資で給料が上がりやすい理由
本題のなぜ外資は給与が高いのか、上がりやすいのかについて解説します。
まず理由は全部で3つです
- 結果の対価として当然のことだから
- 良い人材には会社に長く残ってほしいから
- モチベーションが向上し更なる結果につながるから
では順番に詳細を解説します。
結果の対価として当然のことだから
結果を出した、ということはイコール会社の業績に貢献したということです。
利益を得たのが社員の努力であれば、努力した社員にも貢献するのが本筋ですよね。
外資では結果を出した社員への貢献として昇給の機会を提示します。
僕は担当したプロジェクトを成功させ、毎月3億円以上の売上を達成しました。
その年の昇給は10%も上がったんです
その際に上司から言葉をいただきました。
とても有難いですよね。
昇給もそうだし言葉をもらえると「次も頑張って会社に貢献しよう」という思え、翌年も結果を出しやすくなります。
良い人材には会社に長く残ってほしいから
外資は実力主義で結果を重視しています。
会社で働いている理由は人によって様々ですが、その中で給与はとても大事ですよね。
給与が高い、今後もどんどん給与が上がる可能性があると「今の会社で頑張ろう!」と思えるはずです。
僕もかなり高い昇給を実現していますが、同じことを思っています
実際に上司からも「長く残ってほしい人材なので、給与上げます」と言葉を頂きました。
モチベーションが向上し更なる結果につながるから
給与が上がることで仕事のモチベーション維持・向上に繋がります。
仕事のモチベーションはお金だけではないですが、お金は重要ですよね。
日系では劇的に給与が上がることも少ないので、昇給がモチベーションになるかイメージが湧きづらいでしょう。
想像してみてください。
もし自分の頑張りが認められ、例えば年収が50万円上がったらどうですか?
年収が50万円上がると、月換算で約4万円アップです
テンション上がりますよね。
独身の人は好きなものを買えますし、お子さんのいる人は生活に余裕がでるようになります。
日系は厳しいですが、外資なら可能ですよ。
さらに年収を上げるために
外資の年収アップは結果次第です。結果を出せば、年収は鰻登り。
しかし、他にも年収を上げる方法があります。
でも、転職エージェントって沢山あって、どこがいいのか迷いませんか?
エンワールド・ジャパンは外資系企業に特化した転職エージェントなので、
年収交渉も含め、プロのエージェントが手厚くサポートしてくれます。
登録から転職サポートまで、全て無料なので、ぜひ活用して年収アップを目指して下さい。
もっとエンワールド・ジャパンを知りたいあなたに、
別記事で実際に利用した人のアンケート調査も行いました。ぜひご覧ください。
≫エンワールド・ジャパンって実際どうなの?独自アンケートでおすすめな理由が判明!
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外資に勤める筆者の給料が上がった例
外資で給与が上がりやすい理由を解説しました。
「でも実際どうなの?」と疑問に思うあなたに、僕の実際の給与変遷を共有したいと思います。
ほんとのぶっちゃけ話で、過去の源泉徴収をひっくり返して確認しました
ちなみに前提があります。
- 2014年は無職、2015年に現会社に入社
- 2015年〜2017年は日系企業な風潮で給与はほぼ上がらず
- 2018年から突然の完全外資化で給与体系が刷新
- 2020年は業績悪化に伴い、社員全員昇給なし
- 2022年は9月までで2回昇給(2022/9最新)
こちらが給与アップの変遷をまとめた表です。
年収 | 年収アップ% | インセンティブ (年収とは別) | |
---|---|---|---|
2013年(前職) | 420万円 | – | – |
2015年 | 448万円 | + 5.4% 転職でUP | 25万円 |
2016年 | 454万円 | + 1% + 月5,000円 | なし |
2017年 | 463万円 | + 1.9% + 月7,000円 | 10万円 |
2018年 | 490万円 | + 5.8% + 月23,000円 | 35万円 |
2019年 | 514万円 | + 4.9% + 月20,000円 | 20万円 |
2020年 | 514万円 | 経営悪化で 全社員昇給なし | 50万円 |
2021年 | 564万円 | + 9.7% + 月41,000円 | 70万円 |
2022年 | 604万円 | + 7% + 月33,000円 | まだ無い |
2022年 | 650万円 | + 7.6% + 月38,000円 | まだ無い 2022年 昇給2回目 |
2021年の時点で2013年の転職前と比べて200万円年収がアップしています。(インセンティブ含む)
日系企業で毎年数千円の昇給しかないのに、外資だと万単位で月給が上がるんですよ。
ちなみに2014年は給与の情報がありませんが、前提で記載したとおり無職だったためです。実は現在の会社は3社目で、2社目はすぐクビになってしまい無職となっています。
外資で給料を上げる秘訣
外資が給与が上がりやすい理由や、筆者がどのくらい上がったか具体例をご理解いただけたと思います。
では、実際に給与を上げるためにはどう仕事をしていけばよいか解説します。
貢献すれば貢献するほど評価されるため、給与アップに繋がります。
仕事論になりますが、お金を得ることは価値を提供する対価であり、何の仕事をしても同じです。
自分の枠、担当エリアに捉われて仕事をするのは、あくまで決められた仕事をこなしているに過ぎません。
それでは今の給与から上がることはないでしょう。
枠を出ることで新たな価値を貢献できます
新たな価値は新たな評価を生み出すきっかけになるので、給与アップに繋がるわけです。
外資で評価を上げる方法は、別記事で解説したいと思います。
さぁ外資に転職しよう!
外資に興味が湧いたら転職活動をおすすめします。
転職活動の第一歩は、良質なエージェントへの登録。特に外資転職では、外資に強いエージェントへの登録が必須です。なぜなら良質な外資の求人が多数紹介してもらえるからです。
求人に魅力がなければ、転職活動も停滞するでしょう。そのため、外資に強いエージェントを活用して魅力的な外資の求人をゲットするのが大事です。
僕が活用したエージェントを踏まえ、3社紹介しています。
▼こちらの記事で紹介しています。ぜひご覧ください。
≫ 外資に強いエージェント3選|筆者も活用し転職成功した
まとめ
ここまで読んで頂きありがとうございました!最後にまとめです。
外資の給与体系|日系との違い
- 給与は年俸制
- ボーナスはなくインセンティブ
外資で給与が上がりやすい理由
- 結果の対価として当然のことだから
- 良い人材には会社に長く残ってほしいから
- モチベーションが向上し更なる結果につながるから
外資に勤める筆者の給与が上がった例
- 3社目に転職して200万円年収が上がった
外資で給与を上げる秘訣
- 自分の枠に捉われず、自分のエリア外にも価値貢献できるよう仕事をする
外資と言っても会社によって給与水準は様々なので、一概に外資が高い低いは言えません。
しかし外資は給与が上がりやすいのは納得してもらえたと思います。
僕も初めて5%など高水準で給与アップしたとき、本当にびっくりしました。
同時に、上げてもらえるならもうちょっと今の会社で頑張ろうかな、とポジティブな気持ちになるものです。
上がったことのない人からすると、他人事に思えるでしょうが、外資に転職すれば誰にでも可能性はあります。
この記事を読んで外資に興味が湧いたら、ぜひ外資転職を検討してみてください。
★次回の記事をお楽しみに★
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